住宅ローンの借り換え手続

住宅ローンの借り換えとは、新規に住宅ローンの借り入れを行い、現在の住宅ローンを完済する手続きです。

登記手続きでいうと、借り換え先(今回融資する金融機関)について抵当権設定登記、借り換え元(既存の金融機関)についての抵当権抹消登記を同時に申請します。

借り換えでは、現在の住宅ローンよりも低い金利に借り換えすることにより、毎月の返済額・総返済額を圧縮することが可能となります。

通常、借り換えのメリットがある場合として
① ローン残高1,000万以上
② 返済期間が10年以上残っている
③ 現在のローンと新規のローンとの金利差1%以上

と言われています。
ただ、変動金利で借り入れしている方は、今のうちに固定金利を選択し金利上昇リスクに対応することも、今後のことを検証した場合必要かもしれません。今までは、金利は非常に低く抑えられてきましたので、変動金利で借り入れしてもそれほどリスクは無かった。というより、固定金利で借り入れするよりも結果として良かったかもしれません。しかしアベノミクス以降金利が上昇しているからです。

【住宅ローンの借り換えに関する流れ】
① メール又は電話にてお申し込み下さい
面談(来所が出来ない方はご自宅や勤務先などに伺うことも可能です)

② 金融機関担当者と打ち合わせ
↓全て、当事務所で行います。
③ 必要書類の作成

④ 融資実行日に立会い

⑤ 登記申請
↓登記完了まで1~2週間程度かかります。
⑥ 登記完了書類のご返却
金融機関・お客様それぞれに登記完了書類をお渡し・ご郵送いたします。

当事務所にご依頼頂いた場合は、ご金融機関との面倒な打ち合わせから、登記申請までを行います。金融機関の担当者には、司法書士はこちらで指定する旨をお伝えし、事前に了解を得て頂きます。

借り換えに関する登記費用は、目安として
【報酬】
抵当権抹消10,000円~
抵当権設定40,000円~
住所・氏名の変更登記10,000円~
【登録免許税】
抵当権設定・・・借入金額(債権額)×0・4%
抵当権抹消・・・不動産1筆につき1000円

その他、実費等が発生します。事前のお見積りは無料ですので、お気軽にご相談下さい。


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